直腸の解剖と神経支配
外肛門括約筋は横紋筋で陰部神経支配です。 内肛門括約筋は平滑筋で交感神経(下腹神経)および副交感神経(骨盤神経)に支配されます。 畜便は交感神経(下腹神経)により内肛門括約筋が閉まり畜便されます。 排便は副交感神経(骨盤神経)により直腸を収縮、同時に内肛門括約筋を弛緩させ、次に皮質からの指令で陰部神経支配の外肛門括約筋を弛緩させて排便に至ります。
排便管理
目的
①出来るだけ有効で容易な排便法を確立する ②定期的に直腸を空にして便失禁を防ぐ ③合併症を防ぐ
方法
①病態に応じた排便法、食事療法および薬物療法を実施 ②リハビリテーション ADLのレベルにより排便方法は異なるので、身体能力の向上は大切である ③排便時間(スケジュール)を見つける ④病院では社会復帰後に実用可能な排便法を確立する
排便のメカニズム
ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
右頚体角をイクステンドゴニオメーターで測定(蛍光オレンジ色)
頚体角=136°
Cobb法にて脊柱側湾の湾曲度を測定(蛍光グリーン色)
湾曲度=25°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
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