動作モニター計(4)予備テスト(つづき)【手順2】モニター計の特性を知る
【 手順2 】
①最初に、机上でモニター計を傾斜させたときの加速度変位を計測します。
予め、モニター計の前後左右の動きに伴う加速度出力を理解することで、
実際の動作を分析することが可能になります。
②POWERスイッチON
③FUNCTION設定する
緑LED、黄LED、赤LEDを決める。
④SDスイッチON
記録が開始されます。
記録中は赤LEDがサンプリング速度(1秒or1分)に合わせて点滅する。
⑤傾斜によるテスト開始です: モニター計を机上で前後/左右に傾斜させます
前後方向傾斜テスト(前方向テスト)
左右方向テスト(右方向テスト)
いずれの傾斜においても、緑LED、黄LED、赤LED の点灯を確認しながら行うと、動きと加速度変位の関係が理解し易くなります。
【加速度変位のデータは、SDカード内の”メモ帳(record.txt)”に記録されます】
メモ帳内のデータをMicrosoft Excelで作図すると以下のようになります。
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ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
イクステンドゴニオメーター(蛍光グリーン色)
右頚体角をイクステンドゴニオメーターで測定(蛍光グリーン色)
頚体角=130°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
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