12. 脊髄神経根と脊椎椎体
脊髄神経根と脊椎椎体との関係
脊髄自体があたかも明確に分節しているかのように表現されるが、
脊髄には、竹の節のように区別された髄節は見られない。
第1~第7頸髄神経根において、
各神経根はそれぞれに対応する脊椎の上の椎間孔より出ている。
例えば、第1脊髄は第1脊椎の上の椎間孔から・・・第7脊髄は第7脊椎の上の椎間孔から出る。
第8頸髄神経根は、
第7頸椎と第1胸椎の間の椎間孔から出て、
これ以下の神経根は、常に対応する脊椎の下の椎間孔から出る。
例えば、第1胸髄は第1胸椎の下の椎間孔から・・・第5腰髄は第5腰椎の下の椎間孔から出る。
馬尾神経
第2腰髄神経(L2)以下の神経を馬尾神経と言う。
ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
イクステンドゴニオメーター(蛍光オレンジ色)
右頚体角をイクステンドゴニオメーターで測定(蛍光オレンジ色)
頚体角=136°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
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