尿路合併症(3)
⑤尿路感染症
尿道口から細菌が侵入し、体内で繁殖する感染症の総称。 細菌の繁殖する場所によって膀胱炎、尿道炎、腎盂腎炎など(前立腺炎、精巣上体炎を含む場合もある)と病名が付く。
原因
一般に、大腸菌などの細菌感染やウィルス感染がある。他に、性行為による淋菌やクラミジア感染もある。また、結石や癌にともない感染する場合もあるが、ここではカテーテル留置や簡潔(自己)導尿等による細菌感染を特筆する。
症状
上部尿路感染症
①発熱38°以上 ②腰、背中の叩打痛 ③尿の濁り ④吐き気、嘔吐 ⑤腎委縮
下部尿路感染症
①排尿痛 ②頻尿 ③残尿感 ④尿の濁り ⑤血尿
治療
①カテーテル抜去
②抗生剤(薬物治療が中心):症状の改善が見られても、最近を完全に殺すため一定期間は抗菌薬を投与する
③水分を十分に採り、尿をたくさん出す
⑥尿道瘻・憩室
原因
①乱暴なカテーテル挿入
②長期のカテーテル留置
症状
①分泌物の増加
②会陰部・陰茎部の腫れ
ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
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