自律神経過反射のメカニズム
①尿意、便意等による麻痺域への刺激は脊髄神経路(後索路、脊髄視床路)を上行する。➡
②上行の過程で、各髄節の核を刺激し神経反射(交感神経反射による腹腔内蔵血管のスパズム)を起こす。➡
③これにより、全身性の血圧上昇を引き起こす。➡
④同時に、横紋筋の反射亢進も生じるため体幹筋の痙性(痙縮)の増強も起こりうる。(正常人の尿意、便意による信号は上行しても脳からの抑制により全身性の血圧上昇は起こらない。)
⑤生じた全身性の血圧上昇は頸動脈洞や大動脈弓の圧受容器で検知される。➡
⑥非麻痺域の血管拡張を引き起こす。➡ 頭痛、発汗、紅潮、鼻閉 の原因
⑦第10脳神経(迷走神経)が刺激される。➡ 徐脈が起こる。
ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
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