自律神経系の機能(2)
交感神経と副交感神経の器官を支配する節前ニューロンとその作用を示す。
交感神経の刺激 副交感神経の刺激
T1~T5 :心臓 頻脈、冠動脈拡張 迷走神経背側核 徐脈、冠動脈収縮
T2~T7 :気管支、肺 気管支拡張、粘液分泌抑制 迷走神経背側核 漿液、粘液分泌促進、気管収縮
T6~T10 :胃 蠕動、分泌抑制、括約筋収縮 迷走神経背側核 蠕動、分泌、括約筋弛緩、排泄
T6~T10 :小腸、上行結腸 蠕動、分泌抑制 迷走神経背側核 蠕動、分泌、血管拡張
T6~T10 :膵臓 迷走神経背側核 分泌
L1~L2 :下行結腸、直腸 S2~S4 蠕動、分泌、排泄
L1~L2 :腎臓、膀胱 内括約筋収縮、血管収縮 S2~S4 内括約筋弛緩、排尿筋収縮、血管拡張
L1~L2 :男性生殖器 射精、血管収縮 S2~S4 勃起、血管拡張、分泌
ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
右頚体角をイクステンドゴニオメーターで測定(蛍光オレンジ色)
頚体角=136°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
コメント