1.脊髄損傷概要(脊髄損傷の受傷年齢と原因)
脊髄損傷の受傷年齢と原因
受傷年齢の特徴は20歳代と60歳代に2峰性にピークがあることです。
受傷原因の順位は、交通事故、高所転落、転倒という順で交通事故の中身は自動車、単車、自転車の順に発生している。近年は自転車に関わる事故が増えている。
(以上、初山泰弘,脊髄損傷,医歯薬出版,2007.1,p17‐19参照)
平成27年(2015年)の警察庁資料によると、自転車乗車中の事故14.6%は単車乗車中(合計10.6%)を超えている。近年、自転車の使用が見直される中、電動自転車の普及も急増しています。したがって、自転車に関連する事故には十分注意していく必要があるでしょう。
(以上、内閣府,平成28年交通安全白書より引用)
ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
イクステンドゴニオメーター(蛍光オレンジ色)
右頚体角をイクステンドゴニオメーターで測定(蛍光オレンジ色)
頚体角=136°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
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