肺理学療法プログラム

①排痰法と咳嗽(ガイソウ)介助
排痰法は肺内の分泌物等を強制的に排出するための手法です。したがって、先ず貯留靴が肺のどの部分にあるかを見極めてから、貯留物を排出し易い、重力を利用した姿勢や体位を取らせます。次に、①スクウィージング ②ハフィング ③タッピング ④バイブレーションなどの手技で排痰を介助する。
咳嗽は咳(cough)のことで、肺から強制的に空気を吐き出すと同時に貯留物も誘引して排出することです。
咳嗽介助は、息を吐く力が弱い時に胸郭を圧迫することで吐出力を補助します。

②肺の拡張と胸郭可動性の維持
肺の拡張を促すには当然ながら、胸郭の可動性が良い方が有利です。
胸郭の可動性を改善するには
①肋椎関節の動きを引き出すモビライゼーション
②肋骨を拡大縮小する運動
①とも関連しますが、棒やタオル等を両手に握り上肢の屈曲・外転運動で胸郭を動かす。道具を使わなくても上体(脊柱)を捻る運動、古典的にはシルベスター法なども胸郭の拡張を促します。これらの運動により胸郭や肩甲骨等の動きも改善されるはずです。型にはまらずに、例えばラジオ体操第1でも胸郭の運動も含まれていると思います。





③肋間筋や大胸筋のストレッチも大事ですが、②の運動をすることで、呼吸筋のストレッチにもなっています。




ひと休み
イクステンドゴニオメーターは基本軸と移動軸の長さを変えられるので、関節に合わせた測定がし易いです。


蛍光グリーン(足関節) アプリコット色(股関節)

コメント