呼吸機能障害の病態(頸髄・上部胸髄損傷者)
上位頸髄損傷の場合、C3から上位では横隔膜の機能は無くなり呼吸補助筋のみの呼吸になり、生命の維持は困難であるため多くは人工呼吸器を使う。上位胸髄損傷の場合を含めて、横隔膜や肋間筋の運動が制限されると呼吸補助筋の出番になるが、筋疲労を伴い、肺換気能力の低下は否めない。最悪、無気肺となるケースもある。
ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
右頚体角をイクステンドゴニオメーターで測定(蛍光オレンジ色)
頚体角=136°
肘関節屈曲をイクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)で測定
屈曲=92°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
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