運動機能障害の分類
完全麻痺と不全麻痺の分類
完全麻痺 Completeplegia
最下位仙髄節(S2,3,4)の運動および知覚(S4,5)が完全に喪失している状態。
運動:外肛門括約筋(S2,3,4) 知覚:肛門周囲の表在知覚(S4,5)
不全麻痺 Incompleteplegia
最下位仙髄節(S2,3,4)の運動 and/or 知覚(S4,5)が残存している状態。
(上記運動と知覚の両方あるいはどちらか一方が残存していれば不全と定義する。)
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損傷高位による分類
四肢麻痺 Quadriplegia
損傷高位がC1~C8で四肢および体幹に麻痺が存在する。
対麻痺 Paraplegia
損傷高位が、Th1以下で体幹から両下肢に麻痺が存在する。
ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
右頚体角をイクステンドゴニオメーターで測定(蛍光バイオレット色)
頚体角=130°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
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