9.脊髄後索の体性局在性
薄束と楔状束
後索は薄束と楔状束で成り立ち、体性局在性が認められる。
仙髄からの線維は内側を走り、腰部と胸部からの線維はその外側を走り薄束6を形成する。
Th3~C2の線維は薄束の外側で、楔状束7を形成する。
後索すなわち薄束と楔状束を上行するこれらの線維は、
識別性知覚の ①外受容性インパルスと②固有受容性インパルスを伝える。
①外受容性インパルスとは触角の局在と質についての情報
②固有受容性インパルスとは体肢の位置と姿勢についての情報
【後索障害の臨床症状】
1.身体の姿勢知覚の障害:閉眼では、自分の四肢の位置が正確には分からない。
2.立体失認astereognosis:閉眼では、手で触れた物の形や性状を認知できないし描写もできない。
3.2点識別の障害
4.振動覚の障害:骨の上に置かれた音叉の振動を感じない。
5.ロンベルグ徴候Ronberg’s sign陽性 :閉眼で足をそろえて立つと動揺して倒れそうになる。
開眼すると、視角からの情報が補い立位可能。(小脳障害とはここが異なる。)
ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
イクステンドゴニオメーター(蛍光オレンジ色)
右頚体角をイクステンドゴニオメーターで測定(蛍光オレンジ色)
頚体角=136°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
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