5.皮膚の分節的神経支配:皮節,Dermatomes
分節構造
脊髄動物のからだは、頭部を例外として、もともと分節segmentsに分かれている。そして、この分節構造は中胚葉由来の組織にだけみられるのです。脊髄神経の知覚線維は帯状の皮膚領域を支配して、皮(膚)節dermatomesという。
皮節は脊髄損傷の高さ(損傷高位)を診断するのに大きな意義を持っている。ある皮節における感覚の脱落は、その高さのところに脊髄の損傷があることを示す。
【皮節,Dermatomesの憶え方】
両乳頭を通る線はTh4とTh5の境界線
臍を含むTh10
鼠径屈はL1とL2の境界線
ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
イクステンドゴニオメーター(蛍光オレンジ色)
右頚体角をイクステンドゴニオメーターで測定(蛍光オレンジ色)
頚体角=136°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
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