2.脊髄の解剖、前角運動ニューロンの局在性
脊髄は髄液で満たされたクモ膜下腔内に歯状靭帯等に支持され浮かんでいる状態にある。
(平田幸男訳,解剖学アトラス,p459から引用)
後角posterior hornの大部分を固有核(A1)が占める。 前角anterior hornには運動ニューロンの核が局在性を持って配列している。
灰白質の体部位局在
(Bossyによる概観)
前角には体の部位に応じた体部位局在がみられる。前角の腹側野(18)には伸筋群を支配する細胞が局在する。
背側野(20)には屈筋群を支配する細胞が局在する。
(以上、平田幸男訳,解剖学アトラス,p453から引用)
ちょっと、一息
ゴニオメーターの軸が伸縮するイクステンドゴニオメーターをご存じでしょうか? これは、ゴニオメーターの基本軸と移動軸が自由に伸縮するため、関節の大きさに適合した長さのゴニオメーターで測定が可能になり、測定値がより正確になります。更に、両軸を伸ばすと最大長は53cmになり、大腿骨長も測れます。
イクステンドゴニオメーターは5色の透明色があります
Cobb法による測定
基本軸・移動軸を自由に伸縮させ、湾曲に対しゴニオメーターを正確にあてがうことが出来る
Cobb角=25°
Ferguson法による測定
イクステンドゴニオメーターは透明色であるため、Ferguson法で椎体画像の上にゴニオメーターを置いたとき、椎体の中心にゴニオメーターの軸心を容易に合わせることが出来るので、従来のゴニオメーターよりもより正確な測定が可能となる。
側湾度=25°
透明のイクステンドゴニオメーターであれば、椎骨の中心に正確に当てることが可能なため、角度をより正確に測ることが出来る
イクステンドゴニオメーター(アプリコット色)
膝屈曲角=57°
イクステンドゴニオメーター(蛍光バイオレット色)
肘関節屈曲=86°
イクステンドゴニオメーター(蛍光ローズ色)
底屈=43°
イクステンドゴニオメーター(蛍光オレンジ色)
右頚体角をイクステンドゴニオメーターで測定(蛍光オレンジ色)
頚体角=136°
イクステンドゴニオメーターについて、詳しくはホームページの「商品紹介」をご覧下さい
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